中小企業や個人医院によくあること、、それは労働契約に関するトラブル。。。
小さい企業は労働契約書をかわすところが少ないですよね。。。
もちろんしっかりしているところもありますが、、、曖昧なところが多いですよね。
これは、自分自身の給与だけではなく労働契約違反がどういったものなのか確認するためにも必要なものです。会社の就業規則などは知っていますか？
私の医院も労働条件や規則を聞かされないまま働いています。
今まで大手企業で働いていたので初めての体験で終始困惑してます。
それもあってこないだ確認をしたところ、、はぐらかされてしまいました。
それから、とても不安になり不信感が募る一方です。
そして、眠れぬ日々が続いています。
昔勤めていた企業は残業はつかないとはっきり記載があり自分自身でも納得していたので、労働契約は一つの安心としてみる必要があります。
友達から聞いた一つの事例を挙げてご紹介しますね。
Ｐ子さんはある小さなクリニックでパートとして働いていました。
求人には時給800円～と記載があり、残業なし、時間は9：00～18：00と書いてあったそうです。
一人暮らしをしていたＰ子さんは800×8時間×20日＝128.000と計算になり、ぎりぎりだけど生活できる範囲のお給料をもらえるとのことで働くことにしました。
しかし、実際もらったのは月給8万円。。。
試用期間も条件変わらずと記載してあったのに。。。
給与締日の翌日から働いたのでまるまる一か月分はもらえるはずだったそうです。
保険やらなんやら引かれても10万円前後はもらえるはずなのに。。。実際に毎日２時間の残業しているからもっともらえるはずなのに・・・と不安になったそうです。
朝８時半前には業務ができるように８時半に来てくださいといわれ、「上がってください」と言われるまで上がれず１時間半から2時間・・・・ひどいときは３時間以上残業していたそうです。
明細を見たら時給が求人に記載されていたのと全く違っていたと違和感を感じたそうですが、、「試用期間だからかな？？」と思いしばらく働いていたそうです。
試用期間の3か月経っても変わらないまま6か月が過ぎてもそのままで、、、とうとうＰ子さんは時給について確認しました。（求人に記載された時給にはいつからかということを確認したみたい）
しかし、時給に関してはぐらかされたそうです。。。
明細書の時給は705円ほど、手帳に書いた労働時間と比較したら残業はついていない。。。
パートタイマーだから働いた時間はもらえるはずと思い雇用契約がどうなっているのか聞いたそうです。
「時給はこちらが決めれるのでそれで働いているということは同意しているのと同じだ。うちは提示した時間以外は出しません」と言われたそうです。
つまり月25時間以上の残業代は貰えず時給も求人に載っていたのと違っていたのです。
「パートなのに時間給がもらえないのは困ります。」と言ったけど取り合ってくれなかったみたですが。。。
粘りずよくＰ子は「労働契約を書面でください。今の自給では労働契約はしません。」と言ったそうです。
雇用側と雇用される側が労働契約をかわしていればいいとのことですが書面でなく口頭でも労働契約になるのでしょうか？？
答えは・・・法的には会話で時給を言いそれでＯＫしても労働契約は成立するみたいですね。
労働者が労働契約を確認して契約をしたのなら問題はありませんが。。。こういう場合は言った言わないの水掛け論で判断が難しそうです。（私も詳しくないのでなんとも言えませんが）
『時給を聞いて曖昧にされたこと』や『労働契約の話をして口頭で言われたが返事はしなかったこと』『就業規則は作ってないと言われたこと』など今までの経緯を手帳に記入していたことが大きな決め手になったそうです。
そして彼女は退職をしました。退職が就業規則では１カ月と定められていたそうですが、就業規則を見せてもらっていないということを理由に２週間で退職したそうです。
相手は「労基署に言う」と言ってからおとなしくなったみたいですが・・・・
私はこんなトラブルはごめんです。。。できれば円満に穏やかに。。。。。
だからこそ労働契約は見ておく必要があります。
その話を友人から聞いて、、、恐ろしい気持ちになりました。
そして、ほかの友人たちも似たようなことがあって意外にこういうトラブルが多いと聞いてびっくりです。
共通しているところは個人医院（家族経営）で働いている子達ばかりでした。これが現状です。
派遣は大体雇用契約書を交わしますが、派遣も色々なトラブルがあるみたいです。
今はわがままいってられないほどの不況ではありますが、、、今度は派遣の友人から聞いた話を中心に派遣のメリット、デメリットについて書いていこうと思います。
