2012年4月23日月曜日

主婦の味方??医療事務の資格・・・|寂しい女の医療事務ブログ

私が医療事務を資格取得しやっとの思いで就職しました。。。

色々大変なことがありました、、、就職するまで苦労、、、苦痛。。。でした。。。

そんな話を専業主婦の友達に話したのですが、、、
主婦でも仕事が付きやすいといった売り文句を信じてしまった友達は高い授業料を払って医療事務の資格を取得しました。。。

私はあれだけ辞めた方がいいといったのですが、、、やはり企業戦略の勝ちだったのです。。。

それで、最近相談がしたくてと言われランチに何度か行きました。。。

『なかなか就職先が見当たらなくて・・・』

と彼女はポツリといいました。。。。

派遣に登録したようですが、、、主婦ということもあって時間帯に融通が利かないことを理由に何社も落ちているとのことです。。。

また、未経験ということも大きいということ、、、

確かに未経験で時間の融通が利かない、、、子供がいる、、、となるとやはり狭き門がさらに狭くなってしまっていますよね。。。
でも、しばらく仕事をしていなかった彼女は資格を取って仕事に復帰したいという気持ちが強くて旦那さんの反対を受けたのですが高い受講料を払って資格を取得したそうです。。。

派遣が決まらず他の病院のパートにも履歴書を送っているようですが、、、不採用通知ばかりでとても落ち込んでいました。。。

『なんで言ってくれたこと聞かなかったんだろう。』と私のアドバイスを軽視していたことを後悔してました。

未婚の私からすると、、、主婦の方だともっと融通の利く仕事たくさんあるのに。。。と思います。
スーパーのレジとかファミレスとか・・・

主婦さんの方が臨機応変に対応してくれそうだし、、、要領がいいと感じます。。。
スーパーやコンビニ、、、、キッチンスタッフなどちゃんとした働き口があるように感じます。
あえて医療事務という就職飽和状態というところに仕事を探さなくてもいいのでは??と疑問を持ちます。。。
医療事務より一般事務とかもパートが多いし時間も定時に上がれるところも多いだろうし。。。そうやって働いている人も知っていたので正直疑問でした。。。

でも、友達は医療事務の資格を取ったから医療事務に固執してしまって他は考えられないと言っていました。
『高い受講料出してもらって旦那にも医療事務以外で仕事したら怒られるし』と嘆いていました。

確かに主婦の方でも医療事務している人は多いですが、、、
元医療事務員が職場復帰という形で働いている方が多いのというのは事実です。。。
専門性のある仕事なので経験者は復帰しやすいというのも大事な要素ですが。。。。

私の大先輩は案外簡単に再就職できたと言っていましたよ。。

よくネットで調べると、、、主婦に有利な資格とか・・・ブランクがあっても大丈夫とか・・・仕事復帰に便利・・・主婦の方が多い職場とか書いてありますけど正直資格を取らせるための企業側戦略だと思います。。。

医療・介護の仕事は安定しているし、、、生活の足しになると考えるととても魅力的なお仕事ですよね、、、

しかし、今の友達の状態を見るとすごく大変だと感じました。。。
医療事務は安定して働けるというのが一番なのでしょう、、、60歳からの再雇用もあるのが医療事務の魅力です。。。でも仕事が見つからないのは大きな痛手です。。。
資格を取っても医療事務の道でスタートができないのですから。

主婦の方が多いですよというのは経験者しか雇わない病院が多いので経験値でいうと主婦層が多いだけということです。。。


資格取得を主婦の方にお勧めする理由も主婦の方だと時間があるし受講生徒が増やせるという安易な企業戦力なんだと思います。。。
また、仕事復帰したいと考えている方は多いですよね、、、不景気になればなるほど、、、それゆえ「資格取得で仕事復帰に有利」と主婦の方にも強く資格取得をおすすめしているのです。


友人は「時間制限がある主婦でも仕事が見つかりやすい・ずっと仕事から離れている人でもすぐ働ける」と思い込んでいたようですが再就職ができず現実を目の当たりにしたようです。。。。
「再就職が決まらず何度も履歴書書いたり郵送したりと時間・お金がすごくかかるんだよね~~」
と言っていました。。。

正直、私もすごくお金かかりました。。
履歴書、職務経歴書、郵送代、そのほかハローワークに通う交通費やその他もろもろ、、、面接だって交通費が出ないのでかかります。。。。

友達はすぐ仕事が決まると思い込んでいたそうで、、、この就職活動経費を考えていなかったようです。今は家計が火の車だと言っていました。。。

そして医療事務の求人は主婦向きではないということを感じたそうです。
例えば・・・・
朝が早い、、、最近は19時など遅い時間帯まで空いている病院が増えているので夜が遅いなど
確かに時間の融通は利かない環境だとおもいます。。。

もと販売員の私からすれば断然時間の予想がつくのでありがたいと思って働いていますが。。。

医療事務の就職状態は飽和状態なので時間の融通がきく人と比べると採用までは長い道のりになってしまいます。

唯一面接まで行った病院で「何時から何時まで働けますか?」と聞かれたので素直に希望の時間を言ったそうです。
そうすると面接官は「月末月初は残業で夜遅くなることがありますが働けますか?」と聞いてきたきたので。。
「時間によりますが・・・」と友達が言うと
「病院は月末月初は忙しいのは資格を取ったのならわかりますよね?常識です。なぜ医療事務を目指したのですか?」半ば説教の様な面接だったとのことでした。

結局そちらは落ちてしまったそうですが。。。

「求人ではパートだったし、時間帯は応相談と書いてあってのに・・・」と友達は怒っていました。
そして、なんで医療事務を目指したんだろう、、、大金はたいて、、、無駄にした、、、と落ち込んでいました。。。

確かに時間応相談とは書いてありますが相互に希望がそぐわないと就職は難しいということです。。。つまり狭い門がさらに狭いということ。。。。

専門性がある分大変だということを心にとめておくことが必要だと思います。